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ラック楽

店舗で使用する洗剤・消毒剤の使用量を決めて、使用量の増減で衛生作業の実施の有無を確認するシステムです。

​仕入単価の交渉は限界に来ています。単価を見直すのではなく、使い方を見直すことで、約18%のコスト削減か期待できます。*米国ではポピュラーな管理手法です。

STEP1. 洗剤・消毒剤の種類の整備

● 店舗に最低限必要な洗剤・消毒液の種類を見直します。

  用途別種類を少なくすることで、間違った使用を防ぐことができます。

​  洗剤メーカーは、MSDS(安全シート)があればどこのメーカーでも構いません。

STEP2. 使用量の確定

● 種類が決まったら、店舗で働く延べ人数と床面積で毎月の使用量を計算します。

​  (例)ハンドソープ

     1.2cc×12人(日)×3回×30営業日=1,296cc×1.2倍≒1,555cc

​     1カ月の在庫量:1,555cc

STEP3. 監査等による確認・見直し〔PDCA〕

● 店舗ごとの使用量をデータ管理します。

  最初に計算した基本使用量の増減を3か月分トレースすることで、管理基準値として設定します。

  年間を通してデータを取ることで、季節性増減も把握できます。

● 極端に使用量が多くなった場合、使い方のイレギュラーが発生しているのか?誰か持ち帰っているのか?

  確認作業を実施します。

​● 使用量が全般的に少ない店舗は、衛生作業(手洗いなど)の実効性を検証して改善していきます。

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